ブレーキパッドは、ディスクブレーキを構成する部品の一つ。
ブレーキローターをキャリパーにセットされたブレーキパッドで押さえることにより、摩擦による制動(ブレーキ)が可能になります。
今回は、ブレーキパッドの交換時期と交換しないとどうなるかについてご説明いたします。
新品のブレーキパッドは、厚みが10mm程度あります。
約10,000km走るごとに、ブレーキパッドは1mmずつ擦り減っていきます。
ブレーキパッドの交換時期は車種や走行状況によっても変わりますが、おおよそ走行距離50,000km、もしくはブレーキパッドの厚みが3mm以下になったときがベスト。
また、交換時期を知らせる「パッドウェアインジケーター」という機能があり、ブレーキングした際に「キーキー」という音で交換時期に達したことを知らせてくれます。
この音が鳴った場合は速やかにブレーキパッド交換をしましょう。
ブレーキパッドが完全に消耗すると制動不能となり、大きな事故に繋がります。
ブレーキが効かなくなるだけでなく、ブレーキパッドの消耗によりディスクローターを傷つけてしまう可能性も。
そうなると、パッドだけでなくローターまで交換が必要になりますので、ブレーキパッドは適切なタイミングで交換しましょう。
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